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生き生きとした輝きをもつ鉱物を鑑賞するのは楽しい。そして、その組成や成り立ちを科学的に知ることも興味深い。
私が今まで目にした鉱物図鑑は、大きくて重く、内容は難解でとっつきにくい印象があった。
しかし、本書は違う。サイズを小さくまとめたために(携帯に便利なように配慮されたのか?)、文字が小さいという欠点はあっても、大きく美しい写真と、興趣と滋味とユーモアあふれる文章がそれを補って余りある。
難しい化学式や結晶の形が解らなくても楽しめるし、それらが解ればもっと楽しいだろう。とにかく著者が全力を投じてギュッと楽しみが詰まった新しい鉱物図鑑が出来上がったのである。 - 「石」とか「岩石」といえば…中学の頃に覚えさせられた砂岩、泥岩、火山岩、深成岩…などが思い浮かぶことでしょう。
テストのためだけに火山岩の流紋岩・安山岩・玄武岩、深成岩の花崗岩・閃緑岩・斑レイ岩…という石の名前や、その成分である石英、長石、黒雲母、角閃石、輝石、カンラン石…なども丸暗記したことでしょう。でも、それらの石の形状や色、美しさをご存知ですか?
カンラン石の英語名は「オリビン」…そう、その色から「オリーブ」の名を冠する黄緑色の石、宝石名は8月の誕生石であるぺリドットであるということをご存知ですか?
この本は資料としてだけでなく、鑑賞に堪えうる一冊です。
何より写真が美しい。そして鉱物の形も珍しいものが多数納められています。元素鉱物、ハロゲン化鉱物などに分類され、巻末には和名・英名の索引も完備。
石英(水晶)はもちろんのこと、めのうや藍銅鉱に蛍石、緑柱石の結晶も、多彩な色を生き生きと際立たせていて美しい。
お手元に一冊、是非どうぞ。 - 原則として一種類の鉱物につき一ページで解説してあるので大変に読みやすい。
本文は簡潔ながら、化学組成式、結晶系、硬度、代表的な産地など基本的なデータに止まらず、名前の由来、主にどのように利用されてきたか等、その鉱物を色々な側面から具体的立体的に理解するのに役立つ構成となっている。索引も、和名、英名どちらからでも引くことができ便利である。
そしてまた各鉱物の標本写真がどれも実に素晴らしい。母岩についた状態のダイアモンドの珍しい写真などもある。
これらを鑑賞するだけでも十分に楽しめるだろう。 - 鉱物を科学的な面からだけでなく、それにまつわる歴史や話、鉱物そのものの魅力など、とにかく鉱物に関するありとあらゆる事について書かれた本です。
写真もとても美しく素晴らしいものばかりで鉱物好きとしてはたまらない出来だと思います。割と専門的な内容も含んでいるのですが、初心者にも分かるように解説されていて親切で充実している本だと思います。
装丁もハードカバーで「図鑑」の名にふさわしいと思います。
大きさも通常の図鑑に比べると小型ですが、持ち歩きやすく、読みやすい事を考えるとこの大きさでいいと思います。 - もちろん専門的な記載もありますけど、なにより見て楽しめる図鑑です。
どの石も美しく撮影されています。興味をそそられること間違いなし!
解説の欄にある筆者の言葉、石にまつわる話も興味深いです♪
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