- 現在、環境に気を使ったいるということがそれだけでステータスになったりする風潮がある。
それはそれで、悪いことではないが、マスコミに安易に踊らされて、へんてこりんな情報に
惑わされていることも多い。
この本ではその疑問について書いてある。
例えば、
ペットボトルをリサイクルすることで資源を7倍も使っている。
(もともとペットボトルは複数回の使用に耐えられないものでそもそもリサイクルに向かない)
紙の生産が発展途上国の森林破壊につながっているわけではない。
ということを科学者らしくデータを基に検証している。
意図的に操作された情報を鵜呑みにすることがいかに危険なことか、本書で警告している。 - この本を購入して、読んでみました。思ったより、別の世界の話と感じました。
「森林は二酸化炭素をほとんど吸収しない」と書いてありますが、日本国政府(2007)の報告によると、森林による二酸化炭素吸収量はの年間約8750万トンCO2と報告されています。詳しいはhttp://real-kankyo.blogspot.com/
もっと、調べてほしいのことです。 - 水俣病から地球温暖化に至るまで過去50年にわたって環境破壊の話題には事欠かないが、環境問題はまた、一般市民が正確な現状を把握するのが極めて難しいテーマでもある。利権団体をバックとする環境保護論者と、企業家を中心とするコンサーバティブの利害の衝突が激しいうえ、科学的な裏付けが専門的かつ大規模な調査を必要とすることが、問題についての正しい理解を困難にしている。さらには、マスコミの扇情主義が、混乱に拍車をかけている。
本書は、コンサーバティブな思想を持つ筆者の、専門家の立場からの環境保護論者やマスコミに対する批判であり、過去に話題になった環境問題について、裏にある利権や、悪意の報道を糾弾している。筆者の分析には、専門家としての知識を活かして説得力のある説明も多い反面、良いとこどりや誇張も多く、中立的な観点からは書かれていない。例えば、ペットボトルの問題に関して、リサイクルが環境的にもコスト的にもペイしていないという主張には説得力があるが、リサイクルを進めたことがペットボトルの利用を促進して、結果として環境破壊を進めたという主張には疑問が残る。ペットボトル飲料の普及は、元来自主規制していたものが、エビアンなど海外製品の大量流入によって崩れたのが主因とみるのが妥当であろう。他の章でもそうした誇張は多く見られる。
わが国の世論ではコンサーバティブは環境保護論者に押され気味であり、前者の立場から専門家の意見を平易に説いた本書には価値がある。しかし、議論の公平性に疑問が残る点、また、後半の水素自動車、京都議定書、石油枯渇後の日本社会などについての政治的・経済的な考察が十分でない点等を勘案して、星3つとする。
- (1)節電、省エネ運転などを行うと地球が温暖化する!?
節電、省エネ運転をする→家計の出費が下がる→銀行預金の残高が増える。
→銀行の、企業に貸し付けする額が拡大する→企業は増産、流通拡大する=石油消費が増える!
さらに、節約して貯めた銀行預金を、たまには買い物、レジャーに使おうとなる→製品が作られ流通すること、交通機関・施設利用することは石油を消費することになる! 家庭でできる温暖化対策が、なんと温暖化促進になりかねないのである。
何でこうなるの?
日本に輸入された石油は、産業で使われる方が圧倒的に多いからだ。当たり前のこと。
じゃあどうすれば、いいの?
産業で消費する石油を減らせばいいのである。ところが……。それは経済活動を縮小することになる。すなわち、働く者の収入が下がってしまうのだ!
(2)ペットボトルはリサイクルすると地球が温暖化する!?
空ペットボトルを分別する→自治体が回収する→業者にペットボトルを渡す。
→プラスチックの再生には石油を消費する。しかも多くがリサイクルされずに焼却されている。自治体は業者に引き渡した段階で、リサイクル費用を税金から支払う。
一方、分別された家庭ゴミは水分が多く燃えにくいので、灯油をかけ、プラスチック廃材を燃焼促進に混ぜる。ペットボトルを分別せずに焼却の燃料とすればよいものを。リサイクルするという名目で700億円の損失が出ている。
(3)温暖化防止策は金のなる木!?
京都議定書を忠実に守れば、1度上昇に対して、0.993度の上昇にとどまる計算になる。たった、わずか、意味がほとんどない0.007度の抑制をする為に莫大なマネーが動くのである。
ビジネス・チャンスであることには違いない。これで儲ける連中にとっては温暖化の危機キャンペーンは、まさに広告宣伝そのものである。 - 全体的にかなり乱暴に感じる文章だが、環境を扱ったテレビや新聞、雑誌(いわゆるメディア)の情報の伝え方の方が実は超雑。
メディアは言葉が丁寧で一見ちゃんとして見える分たちが悪い。
メディアのミスリードに対してバランスをもたせる為には過激に反論して反論が存在することを知らしめる為にはいいかも。
そもそも何でも二酸化炭素⇒温暖化だけが環境問題かのような矮小化したメディアの伝え方、それに反対すると非国民の様な扱いを受ける風潮は環境ファシズムとも言え健全ではない。
興味本位で大げさで偏ったメディアに『少なくともアンタ達の言ってることは正確でない』という著者の姿勢にマルを。